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聴く力|傾聴力ってすばらしい

自粛があけて、久しぶりに友人と会ってきました。
子育てのこと、いまやりたいこと、将来のこと、がんばっていること。
どれだけ話しても話したりないくらい、楽しい一日でした。

なんでこんなに楽しいんだろう?

それは友人の「優れた傾聴力」によるものだと思います。
絶妙なあいづち、質問力に共感力。相手がしっかり聞いてくれると、話している側はどんどん気持ちよくなりますよね。

私も傾聴力を高めたい~!そこで読んでみたのがこちらの本。
『会話が続く、上手なコミュニケーションができる! 図解 相手の気持ちをきちんと<聞く>技術』平木典子著 

 

この本の内容とあわせて、相手によりそう傾聴について考えてみました。

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 聴く力とは?

 相手の話に「うんうん」「へぇ~」のような相槌をしていませんか?
これだと会話が終わってしまい、長続きしませんよね。

聞き上手な人は、こうやっているそうです。

  • 意識して共感をことばで積極的に伝える(積極的な関心)
  • ほんの小さなプラスを口に出してほめてくれる(称賛)
  • 相手をはげます(具体的にときには期限もまじえて)
  • 相手をねぎらう(一緒に残念がる)

相手に関心をもって話を聞かないと、右から左に流れていってしまいます。

でも、

「それはおもしろいね。そのあとどうなったの?」
「それはどういうこと?」
「私はいいと思うよ。」

こんな風に返してくれると「好意をもってくれてるんだな、まだ話し続けても大丈夫かな」と話し手に安心感が生まれます。

「へぇ~」「ふーん」

このような返事だと、興味をもってないなら話すのをやめようという気持ちになり会話が弾みません。

夫婦間、親子間でだんだん話さなくなるのは、「聴く」のではなく、「聞くだけ」で話を流しているからかなぁ?と反省しました。

相手の言いたいこと、わかってもらいたいことをきちんと「聴く」 こと は、相手を大切にしていること、受けとめようとしていることを相手に 伝えることになるのです。

平木 典子. 会話が続く、上手なコミュニケーションができる! 図解 相手の気持ちをきちんと<聞く>技術

「聞く」から「聴く」へ。
相手への無関心は相槌の打ち方だけではなく、無意識のうちに表情や態度にもあらわれている可能性もあります。ここもあらためて気をつけねば、と気づきがありました。

聴いてくれるとどうなる?

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では、相手が興味をもって聞いてくれたらどうなったでしょうか?

気分よく話しているうちに、色々な新しいアイデアが浮かんできたのです!
それは新しいものでもなんでもなく、もしかしたら心の片隅にあったのかもしれません。でも一人で悶々と考えていても、ひらめかなかったこと。これを引き出してもらいました。

これってまさに「コーチング」ですよね。
傾聴力が高まれば、会話を通じて相手の良さを引き出せる。そんな存在になりたいですね。

こういう態度はNG

 ちなみに「聴く」を妨げる6つの態度はこちら。(相手の気持ちをきちんと<聞く>技術より)

  1. 先入観のある対応
  2. 無関心な対応
  3. 自分の話したいことや興味を優先する
  4. 正解思考/議論のような対応
  5. 「違い」を「間違い」と判断する
  6. アドバイス志向

とある飲食店で。
隣に座ったサラリーマン2人組。
恐らく同僚であまり親しくない関係だと思われます。(お互い敬語でした)
一方が何かを話すたびに、聞き手はすべて自分の話に持っていくのです!

「あ~、あるある。それで?」ではなく、
「あ~、あるある。うちはね…」のように、お相手の話を膨らませずに自分のことばかり。よく話す男性にもびっくりしたのですが、食事中の10分間、隣で聞いていた私たち夫婦は彼のことにすごく詳しくなりました!笑

このように一方的なコミュニケーションだと、片方はフラストレーションがたまります。上下関係のある先輩・後輩や上司・部下ではよくあることかもしれません。
しかしここで相手の話を「傾聴」すれば、ぐっと信頼関係は深まるでしょう。
話を聞いてくれる先輩・上司として人気者になれるかもしれません。

人がやっていないことをやる。
それだけで輝ける存在になれそうですね。

自分も実践したい

ということで、今年の目標のひとつに「傾聴力を高める」を追加しました。
成果は数値化できないけれど、”最近変わったね”とか、ポジティブな声かけをしてもらえたら良しとしたいと思います。

 
最後までお読みいただきありがとうございました。