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使い続けている「これいいよ…!」のモノや考え方、ライフスタイルなどを載せています。

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目の前にある幸せに気づけた話

月野まるさんの「ナイフみたいにとがってら 反抗期男子観察日記」を読みました。
この本は反抗期の息子さんをテーマにした、コミックエッセイ。
親側の接し方とか、こどものツンデレ感とか、勉強になったしとっても面白かった!

我が家も息子の反抗期がいつ到来するのか、びくびく中…。(現在小学3年生)
いつか必ず来る未来に向けて予備知識として情報収集のために!と読んでみました。

読了後、「あ~、いまの時間を大切にしないとなぁ」とあらためて気づきがあり。
そんな気持ちを持てたら、みえてくる景色が変わりました。
今回はそんなお話です。

こどもと過ごす時間を大切にする

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こどもっていつまで親と一緒に行動するのでしょうか…?

現在小学3年生。世の中的にはもう十分お友達と行動するお年頃。
公園でお友達と走り回る元気な子どもたちを横目に、我が家の息子は母親(私)と2人で行動しています。

息子いわく、兄弟もいないから公園に行ってもつまらない、公園に友達がいるかわからないから行きたくない、とのこと。
友達に出会ってもなかなか声をかけられない性格も災いし、家に引きこもり。
もしくは私とおでかけする日々。

こちらとしては、お友達と遊びに行ってくれたらラクなのにな~とか、
お友達がいなくて(失礼!)さびしくないのかな~とか、
もっと走り回ればいいのにね。など余計なことを考えてしまいます。

ここで小さなもやもやが発生。
そうすると自分の中で消化しきれず、ちょっとイライラしてしまうんですよね。
そんな時にこの本に出会い、考え方を少しだけ変えてみました。

「親より、友達がいい!一緒に歩くのも恥ずかしい!」となってしまう前に、
いまこのときだけの時間を楽しもう!!と。

反抗期が来てしまったら、もう絶対に隣で歩いてくれないですよね…。

“社会性を学ぶ”チャンスに変える

一緒に行動できるうちに、色々と教えておこう!ということで、二人でバスに乗って都会へお買い物に行きました。

  • バスの時刻表の見方
  • バスの乗り方
  • 電子マネーのバス内でのチャージ方法

いつか習い事にも一人で行けるように、行先の路線やバス停なども一緒に伝えました。

今回のお買い物は、息子氏本人からの申し出。行きたいお店、買いたいものがあるから…とのこと。無理やりの同伴ではないので、気持ちも前のめりです。
こういう時こそ色々と教えるチャンス!!
二人でお買い物をしながら、ふだん話さないようなことも話せて楽しかったです。

こどもとうまくショッピングを楽しむコツ

こどもにとっては大人の買い物ってつまらないですよね。
選ぶ時間も長く感じるし、見ていて面白くないし…。

とはいえ、せっかくだから大人も色々見たい!

なので、我が家ではショッピングのときにこんな感じで乗り切っています。

  1. まずは、こどもの行きたいお店に行く
  2. お互いに持ち時間を決める
  3. 何軒まわりたいか話しておく
  4. 最後にオプションをつける

まずはこどもが欲しがっているものを手に入れることが重要!
これでだいぶ大人しくしてくれます。笑
しかし、自分の用事が終わった瞬間に、「早く帰ろう~」や、「まだ~?」などと言われること必至。
そのための持ち時間制です。
お互いに時間を決めておくことで、バーター取引成立。
もちろん時間オーバーした際は、お互いに延長ということで合意済み。
納得感もあるし、残りの時間がはっきりと分かることが、彼の場合、精神安定によさそうです。
「あと〇分だよ!」「あともう一軒付き合って~」の声かけで、うまくいっています。

そして最後はしめくくりとして、ジュースやスウィーツを楽しみ終了。

ひとりで入りにくいお店も、こどもがいれば、さっと退出できますし、選ぶときに相談相手にもなってくれるので実は助かっていたりします。

 おわりに

今しかない貴重な時間なんだ!と気づくことで、気持ちを切り替え、こどもにも優しくおおらかに接することができるようになりました。

お母さんが笑顔だと、こどもも笑顔に。こどもが笑顔だとお父さんも笑顔に。
家族に笑顔の連鎖が生まれました。


「勉強しなさい!」とか、「ダラダラしない!」とか、悪いほうばかりに目をむけがちになってしまいますが、家族みんなが健康で、仕事があって、不自由なく暮らせる幸せがあること。
いつもと変わらない毎日は実はとっても幸せなことなんだ、と気づかせてくれたこの一冊にあらためて感謝します。

 

 

月野まるさん、現在ライブドアでブログをされているようです。
あ、終わりかけ反抗期男子になってる!長い反抗期でしたね…

http://tsukinomaru.blog.jp/

ご興味ある方がいらっしゃれば、ぜひ♡ 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。