みなさんは日々どんなシチュエーションでイライラしますか?
私は子どもに勉強(宿題)を教える時間。
「まだ終わらないの?」「問題読んでる?」
親の不用意なひと言に、子どもはカチンときて反抗的な態度。それを見て「せっかく教えているのに…!」とイライラする。
毎日この繰り返しです。
これはどうにかしたいと対処法を知るため手にしたのが『怒らない習慣力』。
アンガーマネジメント関連ではしっくり来なかった私ですが、この本は刺さることが多く、メモが止まらない…!
イライラしないコツは、他人ではなく自分の感情をコントロールすることでした。
- すぐにイライラしてしまう
- 自分の感情に振り回されて疲れてしまう
- すぐに怒ってしまい、あとで後悔する
『怒らない習慣力』から学んだこと
そもそも「イライラ」とは何でしょうか?
「イライラ」の正体は、思い通りになると思っていたことが、思い通りにならなかったときに芽生える感情です。
例えば、
・楽しみにしていた野外ライブが台風で中止になった!
・子どもに「手伝って」とお願いしても、動いてくれない
・忘れ物をした自分に腹が立つ
こんなとき、ついイライラしてしまいます。
これは、「どうにもならない」のに「どうにかしたい」と思ってしまうことが原因です。
「自分ではどうにもならないこと」には、こういったものがあります。
- 天気
- 他人の思考・行動
- 過去のできごと
- 将来の不安
- 心配事
- 行動の結果
一方、「自分でどうにかできる」のはこちら。
- 自分の思考・行動
- 現在
- いまできること
大事なことは、自分には関与できない「他力」の部分と、自分が関与できる「自力」の部分を明確に分けること。
我が子を無意識のうちにコントロールしていませんか?
我が子といえど「他人」ですよね。他人は他力の部分に当てはまります。
それなのに無理やりコントロールしようとするのは越権行為。
〇〇すべき、〇〇してくれない。etc...
自分が勝手に期待して、その通りの結果を得られなかったことに腹を立てる。
完全なる自己中です。
「相手に期待しない」
冷たいように聞こえるこのフレーズも、他力と自力を明確に分け「勝手ながっかり」を生まない大切な考え方だったんですね。
こうあるべき、こうしてくれるだろうなどの思い込みはイライラの原因。
自分の期待を押し付けるのはやめよう、と心に誓いました。
すぐに実行できること
相手ではなく自分にフォーカスする。
そのためのワークで「自分は何をされると感情が動くのか」をデータに取る、というものがありました。
・2回まではOK、3回同じことを聞かれるとイライラした
・年齢をからかわれて嫌だった
・話を聞いてもらえなくてストレスを感じた
紙に書いてもよし。心の中で考えるもよし。
感情がざわっとした瞬間に、遠くから自分を見てみます。
「おっ、このパターンは初めて!」
「ちょっと怒りすぎてない?」
このように俯瞰的に自分の感情を捉えてみると、不思議と頭は冷静に。
冷静になれば心にゆとりも生まれるので、カッと爆発することも減りました。
データを集めて自分のパターンを知ると事前に警告を出せるので、お互いに嫌な思いをせずに済んでいます。イエローカード大事!
おわりに
イライラの原因は、相手が思い通りにならないこと。
勝手に期待して、がっかりして、イライラするのはやめましょう。
コントロールできるのは自分だけです。
どうにもならないことは手放して、時間と心のムダ遣いを減らしましょう!
今回の記事がどなたかの参考になればうれしいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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