「人を責めるな、しくみを責めろ」
有名なトヨタのメソッドですよね。
「トヨタの片付け」の本を読んでから、自分も意識するようになりました。
決めたことができないのはリーダーの責任。
これは子育てにも応用できると考えています。
教えても実行できないのは、教えるほうの責任。
今回は、2年間言い続けても実践できなかったこどもの行動を、仕組みを変えて1日で身につけることができた成功体験についてご紹介します。
なかなか身につかなかった習慣とは?
すごく些細なことなんですが、
勉強するときに“手元のライトをつけない”こと。
必要性がわからないから?
習慣がないから?
学校ではやらないから?
小学校へ入学してから早2年間。
宿題をするたび、デスクで作業するたびに、口を酸っぱくして、
「電気をつけてね~」と言い続けました。
しかしこれがなかなかできない!…イライラ!
我が家のライトは電球色(オレンジ)。
勉強部屋はおこもりスペースのため、窓もなし!
外部からの光も遮断され、なんとなく電球だけだと心もとない感じです。
目が悪くなるのでは、との懸念からどうしても手元ライトは点けてもらいたい。
では、どうしたら点けてくれるようになるのかな?
考えた末に、ライトを点ける仕組みを作ることにしました。
大好きなキャラクターの力を借りる
息子が大好きなONEPIECEのキャラクターの力をお借りすることにしました。
ひとことメッセージを入れたポスターを作成。そしてクリアファイルにIN。
勉強が終わったら机の上にぽんと置きっぱなしにすることに。
こうすることで、次の学習を始める際、否が応でも目につかせる作戦。
本人はこのシステムが気に入ったようで、「シリーズ化してほしい!」とリクエストも。
勉強がんばれ、ルフィーからの応援コメントや、
消しゴムのカス捨てろよ、といったゾロのコメントまで。
なんやらかんやらこちらの要望を盛りこみ、いくつかパターンができました。
これを機に頑張って習慣にしてくれー!
身近な人にあれこれ言われるよりも、
大好きな人(キャラ)に言われるほうがテンション上がりますよね。
これはなかなか良い作戦でした。
おわりに
最初はこのデスクランプのせいにしてました。
スイッチが点けにくいんじゃないか、って…
ごめんなさい。
違ったようです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。