「今日何つくろう……?」
料理って作るより、献立を考えるほうが大変だと思いませんか。
毎日だらだら考えるより、献立を立てて運用したほうが時間も思考も節約になります。
分かってはいたものの、肝心の献立を立てるのが億劫だなぁ、と敬遠していたのですが、実践してみたらいいことだらけ。
早くやっておけば良かった!
いまは1週間分のメニューを決めて、買い出し、消費。
このサイクルで運用しています。
今回は私が実践している献立の立て方や週間献立を導入して感じたメリットなどをご紹介します。
献立の決め方
献立といえば「一汁三菜」を思い浮かべる方も多いかもしれませんね。
それだとメニューを考えるのも一苦労なので、私は「メインを一品」決めるだけにとどめています。余力があれば他のものも作るし、なければメインだけというスタンスで。
メニューのリストアップは次の通り。
- 過去に好評だったもの
- 最近作ってないもの
- SNSで見かけた作ってみたいレシピ
これを1週間分紙に書きだしてみます。
するとあら不思議……。
なんとなく全体のバランスが見えてきます。
「お肉が続いているね?」
「炒め物が多いかな」
「野菜が不足しがちかも」
その日の気分で決めていると、食材や栄養バランス、味付けの偏りになかなか気づけません。揚げ物や一品物(丼ものや麺類)が続くなんてこともザラ。
(しかもいつ何を食べたかもあんまり覚えてない……)
週間献立として組み立てることで、俯瞰して考えることができるんですね。
1回組んだローテーションをばらしつつ、ゆくゆくは1ヶ月単位で固定できたら最高に楽なんでは?と目論見中。
現段階では毎日作ったものの記録を取る!
そして次回に作るかどうかヘビロテメニューの取捨選択をしているところです。
献立決めに迷ったら?
献立を組み立てる際、行き詰まったらこれを使います。
これはマンネリ防止に役立つ「展開表」というもので、『かんたんがおいしい!』スーパー主婦・足立さんのレシピ本に掲載されていました。
この表をもとに、わが家の展開表を作ってみました。
う~ん、揚げ物と魚メニューがなかなか思いつきませんでした。笑
展開表に1種類だけではなく、複数のストックがあれば選択肢が広がりますよね。
斜めに組んでいくと、まんべんなく違ったものが楽しめます。
著者の足立さん曰く、「主菜」だけでなく「野菜」や「豆腐」のレシピも同じように考えることができるとのこと。
よかったら参考にしてみてくださいね。
1週間分の献立を立てるメリット
週間献立システムを導入して、うれしい変化がありました。
- 思考停止でご飯づくりができる
- 結構豪華なものができあがる
- 「お店に行きたい」と言われなくなった
思考停止でご飯づくりができる
決まったメニューを作るだけなので大幅な時短になりました。
レシピを探したり悩んだり迷ったりする時間が減ったからです。
献立を立てる時点でレシピの格納先(クックパッドIDやピンタレスト、〇〇のレシピ本)を付記するのがポイント。レシピも見ずに作れるものなら、もっともっと時短になりますね!
▼ピンタレストを使った献立管理の記事はこちらです。
結構豪華なものができあがる
メインを「秋鮭のごま甘酢照り焼き」に決めていた日。
この日は余力があったので、ゴボウサラダやお味噌汁、残ったお豆腐で冷ややっこなど結構豪華なメニューが出来上がりました。
いつもはここまでたどり着けない。
でもその原因がやっとわかりました!
「メインを決める時点で力尽きてた」から。
思考をいっぱい使って、その時点でダウンしていたのです。面白いですよね。
本当これはぜひ体感してほしい……。
思った以上の品数が作れたときは、妙な達成感が得られます。
がんばったー!って気持ちになれるのに、実は大した労力も使っていないというからくり。めっちゃお得です。
「お店にいきたい」と言われなくなった
今日何作ろうかな~って悩んでるときに、すかさず「お店に行こう」という悪魔の囁き。何度これに乗っかってきたことか。
でも週間献立を見える化(冷蔵庫に貼りだし)してみると、
「今日の晩御飯は〇〇だ!」と狂喜乱舞。
外食や総菜に頼る率がぐっと下がりました。
これは意外な副産物~!
まとめ
週間献立を始めてみて「作るのが面倒=料理が苦手」ではなく「考える」がイヤだったという大きな発見があって驚いています。
決まったメニューと材料が目の前にあれば、作業にとりかかるハードルは下がりますし、何より時短になるので思った以上のメニューを作れることもあります。
気分が乗らない日はインスタントや手抜きに走る時もありますが、以前より回数は減りました。
そして料理をきちんと作るだけで、こんなにも自己肯定感が上がるなんて!
プランを立てて消化していく作業も達成感あり!
同じように感じている方にはぜひぜひ週間献立にチャレンジしてみてほしいです。
今回の記事がどなたかの参考になればうれしいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。